マザーハウス本店でご好評いただいている
特別企画『ジュート展 黄金の糸、その変遷。』。
この度、大阪本店でも開催することが決定しました。
バングラデシュで「黄金の糸」と呼ばれるジュート。
よく見かける茶褐色のジュートは、黄麻(コーマ)と呼ばれる
緑の植物からつくられています。
半年で2〜3mまで育つ黄麻を刈り取り、
水につけて発酵させ、皮をはぎ乾燥させ、
芯の部分を撚って織ることでジュートの生地ができます。
2006年の創業当時、世界最貧国といわれたバングラデシュは、
ジュートの世界第2位の産地であり、世界第1位の輸出国です。
代表兼デザイナーの山口絵理子がバングラデシュでジュートと出会い
160個のバッグを作ったことがマザーハウスの始まりでした。
創業から17年。
マザーハウスでは素材の可能性を追求し、
何度もジュート生地の改良を行ってきました。
チクチクするジュートを滑らかに柔らかくするために、
ストーンウォッシュ加工をした「ウォッシュドジュート」。
「軽やかさ」を求めて糸を細くしていくことで、
上品さが際立った「エアリージュート」。
2023年には今までで一番細い糸を使用し、
繊細なヘリンボーン柄の「サラリジュート」を開発しました。
実際の生地とバッグの展示をご覧いただけます。
また、撚る前のジュートや各年代の生地に、
実際に触ってその違いを感じていただけます。
その変遷をぜひ皆さまもお楽しみください。
ご来場を心よりお待ちしております。