【インスピレーション】

今回ワンピースに使用したヘリンボーンの生地は、V字が一方向に向かって直線的に連なっているもの。 今回のヘリンボーンの黒い生地は秋から冬にかけて活躍できそうな素材だと思いました。

代表作であるこのワンピースは作りながら、デザインを考えていきました。
最初、「フレアが大きく、裾が広がっているもの」をイメージして生地を贅沢に取ってスカート部分を作っていたのですが、 なんだかちょっと広がりすぎて（笑）
そこで細いベルトが左右にあったら着ている人の気分でフレアが調整できるかもしれない？！と閃いてしまったのです。

その後、上部をつけたし始めましたがノースリーブの方がさまざまなトップスに合わせられると思い、決断。 更にハイネックにしてAラインをしっかり作ったことも「一枚で決まるもの」になれた理由かなと思います。

【こだわり】

両サイドの調整ベルトが「発見」でした。
ベルトの細さやつけるべき位置はちょっと間違えるととても全体と調和しないため, 何度も位置や太さは選択肢を出しながら考えました。
ベルトのスタートポイントと、スカート部分の中央タックが同じ位置になっていることも全体的なバランスで大事です。

【My styling】

こちらのスタイリングは、中にカナメ トンネル ポケット ブラウス 150dt ツイル カディを着ています。