いつもマザーハウスをご愛顧いただき誠にありがとうございます。
この度、マザーハウスの新しい取締役にバングラデシュの自社工場「マトリゴール」工場長 マムンが就任することになりました。
今後は「マトリゴール」工場長と「株式会社マザーハウス」取締役を兼務します。
新たにマムンを取締役に迎え、よりパワフルになったチーム マザーハウスが一丸となって「途上国から世界に通用するブランドをつくる」という理念の実現に向かって邁進してまいります。
【マムン コメント】
取締役就任への打診を聞いて、感動して心が震えました。このようなことが起こるとは想像していませんでした。
自分は職人として入社し、工場長としては常に商品開発と生産について考えてきました。経営者としてビジネスサイドにジョインすることが、楽しみでもあり、さらに自己研鑽しなければとも思っています。
私たちのブランドはいろいろな国が関わって動いて、私たちはそれを楽しみながらやっています。もっと大きなグローバルブランドになるために、これからも全力で取り組みます。
【山口絵理子(代表取締役) コメント】
マムンが日本のマザーハウスの取締役に就任したことは、100%、彼の実績と貢献の結果です。300名を超えるスタッフをコロナ禍でも牽引し、新規開発を止めず、品質面でも改善を続け、全体として、財務的にも非常に優秀な経営をしてくれています。
生産地から始まったブランドである私たちに、生産地のリーダーがボードメンバーとして入ることの意義、それが途上国におけるまた一つの夢になり得ると信じています。
【山崎大祐(代表取締役副社長) コメント】
マムンと初めて会ったのは、まだバングラデシュに自社工場もなく、「途上国から世界に通用するブランドをつくる」というミッションと想いだけを信じ、突き進んでいた頃でした。
それから15年。マムンさんは素晴らしい工場をつくり、300名を超える仲間を鼓舞し、お客さまに届く素晴らしいプロダクトをバングラデシュで生み出してきてくれました。マザーハウスは途上国と先進国、生産者とお客さまのボーダーを本気で越えていきたいと思っています。
今回の取締役への就任は、そんな私たちの思いを体現します。マザーハウスをグローバルに広げていくために、チームとしてさらに強い経営をしていくことが楽しみです。
【略歴】
Mohammad Abdullah Al Mamun
ムハンマド アブドゥル アル マムン
株式会社マザーハウス 取締役
マトリゴール工場 工場長
1981年ダッカ生まれ。1998年よりダッカ大学でLEATHER ENGINEERING(皮革工学)を専攻。2004年、バングラデシュ国内最大手のバッグ工場に就職。
その後、マザーハウス代表兼 デザイナーの山口と出会い、「国のために働きたい」「日本人(山口)がバングラデシュのために動いているのに、自分がやらないわけにはいかない」という想いから、2008年に マザーハウスへ入社。
2017年より自社工場「マトリゴール」の工場長を務めている。