デザイナーの山口絵理子です。 作っている時のインスピレーションの原点やこだわりを ご紹介いたします。
ウエストのOBIが特徴的なコーデュロイのブルゾンです。
今シーズンは、コーデュロイの黒がアウターとしてとっても活用している素材なのですが、この型以外のものは、マスキュリンでアクティブな印象が強いものたちです。
オビ ブルゾンは、アウターの中で最も静的な印象を持っていて、綺麗めのスカートやパンツと非常に相性の良いもの。フォーマルにも着られる一着になっています。
丈感もやや長めに仕上げていて、女性だとお尻にかかるくらいで、ショートではありません。細身な男性でも着用可能な丈の長さに合わせています。
そこら辺も使いやすいなあってサンプル使用をしていて思いました。
ベルトの付け方で印象が変わる2wayブルゾン
こだわりは全体のバランスそのものなのですが、こちらは2wayで楽しめることに対して、着用スタッフからも「ええー!」という感想をもらいました。
オビを前に持ってきて着用することもできるんです。
そしてオビを前後どちらにしても使いやすいのが、横に切り込みを入れた2つのポケットです。
わたしはバッグのデザイナーでもあるのに、できれば何も持たずに移動したい・・!という願望があって、構造的に可能なものにはポケットをなるべくしっかりつけています。こちらが生地もしっかりしているので、ポケットに重さが多少あるものを入れても大丈夫なので、安心感抜群です笑。
もう一つのこだわりポイントは丸襟です。
丸襟のアウターって、ありそうでないなあっていつも思っていました。アウターで結構首のぎりぎりの部分まで迫ってくれる丸襟。
どちらかというと大きな襟が防寒のためにもついているアウターが多いと思いますが、オビ ブルゾンは秋からすぐに着られるアウターで、冬に寒くなったら厚手のマフラーや大判のストールで巻物を存分に楽しむことが可能なのもグッドポイントです。
モノトーンでシンプルだからこそ、柄や色鮮やかなストールを巻いて楽しんでください。
Obi Blouson 8 wale Corduroy
オビ ブルゾン 8ウェール コーデュロイ
¥45,100(税込)
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