デザイナーの山口絵理子です。 作っている時のインスピレーションの原点やこだわりを ご紹介いたします。
【インスピレーション】
日本の寒さの経験から、綿が入った保温性のあるアウターは絶対ほしいと思い、 自分が最もヘビロテしたいと思える秋冬のアウターを作りました。
まだそこまで寒くない時も中にTシャツを着て出かけるため、アウターは暖かくていいや、と個人的に思っています(笑) (たまにレストランでTシャツでいる人間です笑)
それともう一つのアクセントとなっているバイカラーですが、 これはカーキのコーディロイを切って作っている時に実は生地が不足してしまったことがはじまりで。
「生地が足りなくなった。カーキの在庫ある?」と聞いたら「もうネイビーしか在庫ありません」と言われて、 足りない袖だけ仕方なくネイビーにしてみたら、「え、かわいい」という気づきがありました。
だったらこれは本番もこれで行こう!と作りながらバイカラーは生まれていったのでした(笑)
【こだわり】
パターンの視点で言うと、こだわったのは「襟の強さ」がまず一つです。
「立ち襟」はERIKO YAMAGUCHIシンボルである「MATOU シリーズ」が主力ですが、
その立ち襟の作り方を左右は中央で重ねる構造にしていることで変化が出ています。
ジッパーをあえて見せない構造にしたのは、
「ウエストマークでベルトをつけたらエレガントに着たい。」と思ったからです。
ジッパーがあることでベルトと喧嘩してしまうため、ベルトの形や幅も衣服本体に負けないボリューム感を出しました。
【My styling】
本当に多様な体型の方にはまるモデルだと思っています。
ベルトなしでボーイッシュにワイドパンツなどと組み合わせています。
ベルトありにすると一気にレディライクな印象に。
ワンピースやブーツなどの合わせ方も素敵ですし、
バイカラーなのでインナーの選択肢も広がるのでは?と思っています。
Koiki Bi-color Coat Corduroy
コイキ バイカラー コート コーデュロイ
¥84,700(税込)
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